海が大好きな私。
しかし海のない長野の事、とっても愛しています♡
海と同じくらい大好きな森や自然のパワーがすごいです。
長野はいろいろと縁を感じることがあって、
訪れるたびにうれしくて安心して幸せな気持ちになるのです。
特に、諏訪のあたりと、穂高のあたり。
今回の小旅行は、
前半は思い出深い諏訪、
後半は会いたかったお友達を訪ねて穂高へ。
普段晴れ女と自信を持って言える私ですが今回は久々の雨。
ところどころ、目的地についた瞬間など晴れ間が出たりもしたけど、
大体しっとり雨でくるくる変わるお天気。
雨の森と神社は好き。
木々もしっとりして、お水を飲んで満たされているように感じる。
朝、新宿から高速バスに乗って下諏訪で下車。
まずは、諏訪大社秋宮を参拝。
ヒスイ石付のおみくじは小吉…
ややしょんぼりするような事が書かれているけど…
まぁいいか、旅のはじめから浮かれすぎないように神様が諭してくださったのだ。
参拝後、途中で気になっていた手焼きせんべい屋さんで焼きたてを1枚。
(知らない人がばっちり入ってもうた…)
焼き物はなんでも焼きたてが美味しいのだ。
このお煎餅が呼び水となったのか、お腹がすいてきたー
長野といえば、おやきとお蕎麦を食べたいところ。
雨も降っていて靴がどんどん濡れてくる…
お手洗いにも行きたいし、
ここはもう、大きな観光客用のお土産施設に入ってみる。
気が付いたら入り口にある屋台で、
山猫亭のおやきを2つ(野沢菜とさつまいも)をほおばっていた。
私は電子レンジを使わないし、
外食でもレンジを使うようなところは避けているんだけど…
今回はまぁこの状況では仕方ない、ありがたくお茶も頂いたし小休憩。
ふかしたてのおやきやさんを見つけたかったなぁ~
昔々の数年間、私は諏訪湖界隈を年に数回訪れていた。
元旦那さんの実家が岡谷。
珍しく海のないところなのに住んでもいい!と思ったくらい大好きな地。
湖という水辺はあるし、家族友人とは楽しく過ごせて良き思い出ばかり。
空気というか波動というかとっても心地よかった。
何度か訪れた夏の諏訪湖花火大会は、
本当に私の人生の中で今でも一番素晴らしい花火大会。
船から、ローカルの知る穴場から、時に特等席を購入してみたり、
様々な角度から堪能させてもらった。
その大きなスケールと、湖畔ならでは実現の湖を横切るナイアガラ。
(一度母を連れて行った時、母は感動して花火にずっと手を振っていた)
下諏訪は、
最近アーティストさんたちがかわいいお店をいろいろ開いている様子。
ぽつぽつとかわいい一角が出現。
下諏訪地区で入りたかった温泉がいくつかあるのだけど、
雨足が強まり、思考回路もうまく働かず…
とりあえず下諏訪駅へ向かってみた。
この下諏訪観光協会の案内でワクワクしていたので、
もっと下諏訪を満喫しようと思ったけど、
次回、気になるマスヤゲストハウスに泊まった時にとっておくとして、
下諏訪から上諏訪に移動することに決めた。
30分くらい待合室で持参したアルケミスト by パウロ・コエーリョを読む。
(この本は読んでいるだけで錬金術のような気もする…この旅のお供にしたくてもったいぶってゆっくり読んでこの旅までもたせた)
私は駅の待合室が大好きで、
地方の旅情溢れる待合室は勿論のこと、
都内のそっけないホームの中の待合室で本を読むのも好き。
特に都市では自分以外はどんどん室内のメンバーが変わっていって、
移動しているのが私じゃなくて空間、という感じがする。
やっぱり、移動が大好きだわぁ。
上諏訪到着。
雨でもなんでも諏訪湖をまずは拝まねば!と
15分位てくてく歩く。
wow 懐かしのスワン遊覧船!
奥に見えるは亀さんのほう。竜宮なんとかだったっけ?
どよーんとしてても諏訪湖を眺めて嬉しい。
車の免許を取り立ての頃、
諏訪に来て湖のまわりをよく何週も走ったな~
懐かしい。
諏訪湖をぐるぐるしながら、
ホテル紅やさんにいつか花火の時に泊まりたいって思ってた。
1年以上前から予約する人もいるとか…
諏訪湖のまわりを歩きながら、
車以外でこんなにゆっくり湖畔を歩いたこと、今までなかったな、と思った。
もう10回以上はこのあたりに来ていたというのに。
当時とは状況が変わり、今日こんな風に再訪することを、
当時は全く想像できていなかったけど、
そういう時の流れがとても尊く感じて、ありがたい気持ちになる。
おや、
間欠泉に出た。
入口の看板によると、間欠泉が噴き出す時間が間もなくだぞ。
これまで何度となく間欠泉吹き出しを見ようともうまく時間が合わず、
当時は待つほどでもないさ、と素通りしてきたけど…
今回はこの目で拝見させてもらおうではないか。
間欠泉まであと25分。
なんとなく小腹も減ったし
やっぱり雨がね、靴が濡れていくってとっても困るの…
ちょっとどこかに入ろう。
あ!向かいに見えるはタケヤ味噌会館!
ここでとん汁タイムね!
「肉をなるべくぬいてもらえますか?」と聞いたら
店員さんは、とっても感じよく丁寧によけてくれた。
具沢山で100円!
今日みたいな雨の暖とりにはナイス。
発酵大好き!味噌大好き!お味噌さん、いつもお世話になってまーす!
そしていよいよ間欠泉。
元旦那さんは年々勢いが減っていくと言っていた通り、
予想よりも全然噴出してくれないのね。かわいいなぁ。
反対側の酒造が集まるあたりで日本酒の試飲をしたかったんだけど…
雨によりモチベーションが下がりまくってのろのろとし、
気が付いたら酒造さんたちは閉店時間間際…
お土産においしい辛口の日本酒がほしいなーと思っていたら、
お、
見た事のないおしゃれ系の建物!知らない間にできていたんだね~
くらすわ。
養命酒の会社が経営しているんだって。
では、ここにちょっと立ち寄ってみよう。
物販コーナーで地元諏訪産の日本酒を入手。
(行きたかった酒造さんの1つ)
というブランド。
辛いだけではない、旨辛口という説明に関心持つ。
これにしてみよう。
よし、次は温泉ネ。
下諏訪よりも選択肢は少なく、
昔ながらの共同浴場みたいなところがいいかなと思っていたけど、
ガラッとその趣向を変更し、
ちょっと興味があったすぐ近くの、
片倉館の千人風呂なるところへ行くことに。
昭和初期に建造、ロマン溢れる造りのお風呂。
びっくりしたのは、
プールみたいな大きな大理石の浴槽の床に、
小石がびっしり敷き詰められていた!
歩き方や角度をうまくしたら、足つぼに!
いいねぇ!ナイス!
そして深い!
私は海でもなんでも水の中では深いところが好きなので嬉しかった。
今まで入った温泉の中で一番深かったんじゃないかな?!
別で小さなジャグジーもあり、どちらも私的には温度はバッチリ。
大好きなステンドグラスもあったし、
テルマエロマエ的な雰囲気でなかなか不思議なくつろぎでした。
この後は、
旅の後半、穂高へ行っていよいよ会いたかったお友達Mちゃんと過ごす♪
私の周りには、「長野」と発するだけで目がハートになる人ばかりだ。
LOVE長野♡という気持ちをシェアできるね♪
*いいわけ
写真がブレブレなのは傘を片手に、
そして、iPhoneの電池確保のため、
古いiPodで撮影したためぼんやりボケてまったぞい(^^;