先日、とっても楽しんだアド・ミュージアム東京。
企画展【ONE SHOW 2015】で入賞した映像広告31作品から、
心動いたいくつかの作品についてこれから特記していきたいと思います。
まずはメキシコの作品
Hair Fest 2015 Casa de la Amistad & Ogilvy México
メキシコの小児がん支援団体 CASA DE LA AMISTADによるwig寄付プロジェクト。Hair Festという音楽フェスを開催し、25cm以上の長さのある染めていない髪を持つメタルファンに、協力依頼。入場料は髪の毛!
こういうことは、本当に創造的アイデアで楽しみをシェアして平和活動にもなる、
という素晴らしい例の一つだと思う。
そして広告の健全なる素晴らしき活用と効果☆
そして、ヘアドネーションは日本でも活動があります→
東京Japan Hair Donation & Charity。(通称JHDAC)
JHDACは、病気やケガなどでかつらが必要な18歳以下のこどもたちに寄付毛100%で作られたフルオーダーのwigを無償提供している日本唯一のNPO法人です。(JHDACサイトより)
1体のwigを作るには20~30人分の髪の毛が必要とのこと。
wig作成にあてる寄付できる髪の長さは12インチ(およそ31cmほど)から。
その長さに満たない場合は、美容室の練習用かつらなどへ転売し、
その売り上げ金をOnewigの制作資金にあててもらえるようです。
極端なダメージがなければくせ毛、白髪でも誰の髪の毛でも、昔切った髪でも大丈夫。
この活動へ賛同している美容室も全国にあるので、
JHDACサイトのサロン一覧から探すのもよいかも。
私は残念ながらショートカットが似合わないので大体いつも髪は長め。
だが時々バサッと切りたい衝動があり、数年前30cm位近く切った数日後に
ヘアドネーションの活動を知った…その日から次は髪を寄付しようと、
3年弱伸ばし続け、いよいよ次の誕生日の4月に実行を考えている。
肩こりや洗髪の面倒(水など資源的なこともあるけど…)などがあっても、
今回はそれを補って余りあると思われる寄付をしたい!
※このサイトでも以上の詳細あります!
そして、同じ企画展での入賞作。
ブラジルでの小胃がん専門病院による患者支援キャンペーン作品。
スヌーピー、ハローキティ、ポパイ&オリーブなど40以上の有名キャラクターが
丸坊主になり、メディアでその特別なエピソードを公開。
ブラジル大統領の支持コメントもあり、
91%のブラジル人が何らかのサポートをしたというハートフルな活動。
おまけ:
ちなみに企画展で観たときのこの映像に、
彼が坊主にした理由は諸説いろいろで定かではないけど、
もしかしたら賛同の意だったのかな?!
☆私はサッカーのネイマール選手をエンタメ性と身体能力の美を芸術レベルでリスペクトしている。サッカー界のマイケルジャクソンと言いたい。ヒールリフトやボールさばきと技術に神業の連続!彼は漫画「キャプテン翼」を愛読してたと言っていたけど、もはや翼も彼には太刀打ちできるまい…