サバイバルスキルアップのために時間とエネルギーを使っていきたいと思う。
そんな方向で学びたいことの1つに、
農薬、食品添加物の知識、落とし方と注意点、がある。
そこで最近図書館でめぐりあったこの本、
家庭でできる「食品添加物・農薬」を落とす方法 (PHP文庫)
- 作者: 増尾清
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/04/01
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る
*2015年2月発行の最新版もあるみたいなのでこちらが今購入するにはいいかな?
さらに50度洗いや重曹と酢の洗浄など、いろいろな方法を試行錯誤中。
ほかにもこういうのとか、これやこれらを参考にできるかもしれません。
我が家では肉類や合成的な加工品を購入したり食すことはほぼないので、
野菜や果物を中心に洗い方、
たまに購入する魚介や卵についての購買注意、
国産品を原則に、いろいろとこの本や信頼できるものを参考に注意したい。
この本の著者、増尾清さんは元東京都消費者センターの研究室長。
53歳で辞職、自宅に試験室を作り(!)
調理の際の有害物質除去テストに取り掛かります。
oh なんという情熱!
そんな情熱的な増尾さんは、
昭和中期頃までのおばあちゃんやおふくろさんたちの調理、下ごしらえに
いろいろな除毒のテクニックを見出します。
そこでご自身も調理法を知るために調理師学校へ聴講生として入学!
wow またしても情熱たるゆえの行動!
(これらのエピソードで熱意を十分に感じた私は増尾さんにかなりの好印象を抱く)
増尾さんは節々で、
「おばあちゃんの下ごしらえ」による除毒作用への感謝を述べています。
塩、味噌、醤油、酢、粕、による調味料の下ごしらえ、
ゆがく、あく抜き、塩をふった板ずり、隠し包丁等々、
昔ながらの下ごしらえは有毒物質を誘導して外へ出す作用があることを
数々の実験、研究にて科学的証明をしておられます。
というわけで、昔ながらの日本型の食事が一番だ、
ということを実証し続ける増尾さん。
本の中から覚えておきたいことをいくつかメモ。
- 豆腐は買ったらすぐにパックから出して水につける
- バナナは軸から1センチを切り落とす
- ホウレンソウは2センチに切ってからゆでる
- イチゴは塩水で洗ってはいけない、
等々…
そして、
選んではいけない主な添加物として、
- ソルビン酸K
- 安息香酸
- 赤色104号2号
- コチニール色素
- サッカリン
- 亜硝酸塩
- リン酸塩
- BHA
- プロピレングリコール
などがあり、さらに注意点として覚えておく参考には、
- 使用目的表示あり(酸味料、凝固剤、香料など)
- カタカナ表記
- 化学記号(Na,Kなど)
- 使用目的、(保存料(ソルビン酸K)など()がある場合)
- 「色」とい文字がついたもの(カラメル色素、赤色2号など)
個人的に女性として気になるのは女性ホルモンと同様の作用をしてしまう添加物…
例えば、
肉を食べる人は牛肉に注意する(雄牛を雌牛並みに柔らかくするために人工的に女性ホルモンを埋め込むのでそれが残留し女性が摂取すると発ガンや第二次性徴が起きる)
また環境ホルモンとして、容器包装から食品汚染の不安。
塩化ビニール(フタル酸エステル等)生殖障害を起こすといわれているとのこと。
ポリエチレン樹脂(スチレンダイマー・トリマー等)は、女性ホルモン同様作用あり。
その他、
本の中でそれぞれの野菜果物の洗い方、調味料などでの対策、
スカベンジャー(道路を掃除する人の意、即ち活性酸素の除去、抗酸化)成分など、
最新版も是非読んでチェックしてみたいと思いました。