今回は、皮膚炎について外用的に研究実験したことのメモ。
現時点では、顔の皮膚炎は見た目には治っている、と言えます。
しかしアレルギー体質とも言えるし、何が原因かわからないまま、突然腫れたり痒かったりもする。
季節、気候、紫外線、免疫力、いろいろ影響やバランスもあるだろうから、
今後もいろいろ注意していこうと思う。
とにかく、どれくらい自然療法でいけるのか?!試したことをメモっていたので、
ここにも覚え書くことにします。
(これを非日常に来てから振り返ってまとめたかった、だから今タイでまとめ)
経緯
去年から、免疫やホルモン、自律神経なんかがアレアレアレ…
と悩ましく現れた派手な自己免疫疾患症状たち…
結局どこから考えても、体、魂、心のアンバランスかな、というところに辿りつく。
もしかしたら、自然療法研究したいから不調を自ら起こしたりして…?!
2015年11月1日、まず顔に発症、後にわきのした。
顔は口周囲、頬、目の周り(ひどいときはまぶたが腫れた)
わきは、左右に大きな紅斑のようなもの。
顔は11月から徐々に悪化し、3月後半あたりから右からはじまって両わきに発症。
炎症と乾燥を1週間、沈静期間1~2週間のようなサイクルを繰り返す。
時々このサイクルにも規則性はなく、
沈静期が長かったり、炎症が長く続いたり、
感情やストレスに素直にリンクしているような気がした…
ステロイドを一瞬使ったこともあったけど、体、心、魂が一斉にNOと叫ぶのでやめた。(でもステロイド完全否定派ではないです!状況によっては選択肢になると思う)
それまで、皮膚科には4件。診断はみんなバラバラ。
ちなみに、アトピーと言ったのは1人だけで、他の医師はアトピーではないといった。
でも病名がなんであるかは私にとっては重要ではない。
良き治療を見つけ治癒すること。
質問に答えてくれなかった医師がすぐ大学病院へ紹介状を書いたので、
かなりアウェイなムードだと思われたが(予想通りだった)ちょっと行ってみた。
大学病院の医師は言った、
「治療はステロイドでしかよくなりません。そしてステロイドをやめるという方向性はありません、量をコントロールするだけです」
とピシャリと言っていたけど。え?本当に?違和感満々。
へーここではそれだけの方針なんだ。(予想通り)
副作用の可能性などの説明などはなし。
ふーん。診察当時は炎症のピークに比べて80%くらいの症状だったかな。
勿論私はステロイド治療は断って、説教的嫌味をもらい(予想通り)
私は独自の方法と経緯でいく。(自己責任は承知)
病院の方針、社会の常識、として、
リスキーな薬を説明なしに治療です、と差し出してくるんだから、
こっちも自分の身のことだしよーく学んでいくことが大事だと思う。
こうなったことに精神的な心当たりもあったしね。
もし病院の治療をするにしてもやるだけやってからじゃないとね。
そういうわけで、
引き続き、精油とハーブを大活躍させて、手作りの塗り薬、チンキ剤、お茶を作る。
サプリを選び、8年間のベジタリアン生活を(とりあえず)やめ、食事も変えた。
ネットという便利なものをヘルパーとして生かすけど、
この情報錯乱時代、自分自身への観察で情報過多や混乱を防ごう…
治ることを目指すけど、
その方法が薬や医者に依存するとか、
納得しない治療で過ごすというのは人生の中であまり持ちたくないと私は思う。
いろいろな考え方があるのだからそれぞれ自由。
要は私は葛藤しながらの治療は、治癒の妨げになるかも、と思う性格なんだろう。
失敗しても自分でできるとこまでやった方がええわい。
ここで私の励まし本シリーズの1つから抜粋、
「治療は外から、治癒は内側から」by アンドルー・ワイル博士。
治癒のためには納得の治療を。
そういうわけで…
私が炎症とガサガサ乾燥を繰り返していた時の外用対策メモ。
外用対策
炎症がひどくヒリヒリ&かゆみ&熱っぽい時
フローラソンクリームを使用。
(写真左側、青の囲い)このフローラソンクリームはiHerbで購入。
ここのBoericke & Tafel という会社は老舗のようですな。
他にもここのメーカーの製品で試したいものはあったけど、
とりあえずはこのクリームでひどい炎症回避できたかもしれない。2本弱使った。
速攻効果というよりはじわじわとあとになって、
「継続塗布しておいてよかったかも?」と感じた。
ホホバかシアバターと混ぜて塗布していた。
より痒い時はティーツリーやラベンダーは直塗もOKなのでそのまま塗布。
(痒い時の刺激もそれなりであまり推奨しないが。でもラベンダーはやけどにもいいしさ)
このフローラソンクリームはフウセンカズラのチンキ剤を10%使用、とあります。
フウセンカズラはコルチゾン(合成の副腎皮質ホルモンの1つ、アレルギーや炎症を防ぐ効果等)の自然な代替品としてホメオパシーで使用され、かゆみや炎症を防ぐ効果があるそうです。
保湿
- セラミドを保湿の導入剤として先に塗る
- 自家製ハンガリアン風化粧水には下記薬効オプションを混ぜたものをスプレー
- 自家製クリームオイル(レシピ下記)で保湿
【保湿剤レシピ】
- キャリアオイル(シアバター、ホホバ、アルガン、ココナツオイル等)
- 精油(ティーツリー、ラベンダー、パイン、ローズマリー、ペパーミント、ゼラニウム、レモングラス等、その時に合わせて。)
- 薬効オプション(OptiMSM粉、天然ローズヒップパウダー、アムラパウダー)
以上をその時に合わせてブレンドし、保湿剤として使う。
症状が治まってきたら、
セラミド→シアバターかホホバオイルかココナツオイルのどれか、のみ。
このセラミドの威力は本当にすごいと思ったので後述します。
(※あまりにも炎症がひどい、ピーク時にレスタミンコーワクリームとプロペトをほんの2,3回使用したけれど、あんまり良い心地はなかったので、以上の精油やハーブの抗炎症、抗アレルギー対策と保湿対策で峠を越す。多分レスタミンコーワクリームは精油のブレンドで対応できると思った。プロペトは保湿したものを逃さない蓋のような役割、プロペトはワセリンよりもっと精製し赤ちゃんにも粘膜部にも使用可であるが、元をたどると石油なので、気持ち的なことで私はちょっとどうかな?と思うところあり。ヴィーガンでなければお馬さまに感謝し、プロペトより馬油なんかの方がいいかもしれないと思う)
入浴剤
をブレンドして入浴剤にする。
時々ハーブティをネットにいれて精油のかわりに、また重曹を使うこともある。
クレイパック
お風呂の前にクレイパックをしていた。(時々スキップ)
手順は、
クレイ(european clay使用)に、
などを混ぜて同量の水か化粧水を混ぜ、あまりかき混ぜずに数分置いておく。
患部に上記パック剤を塗布して乾いてきたら入浴。(完全に乾く前)
このクレイパックについては、皮膚炎全般に良いという記事をあちこちで見聞き。
確かに、使用後の感触もよく、続けていると色素沈着はうすくなっているような?
プラス、
ベントナイトクレイ飲用も始めました。(コレはじめて3日程で宿便排出!)
これからどんな効果があるか楽しみ。
セラミドの活躍
そして、かなり声を大にして言いたいのは、ひどいピークを越えたあたりの保湿に、
「セラミド」が大活躍しただろう、ということ!
セラミドサプリもとり、
朝晩、セラミドを導入剤として保湿の最初に使い、
化粧水等にも混ぜて内外から摂取。どっちも効果を感じた。
セラミドは薄くなった皮膚の再生に効果があり、私の場合炎症と乾燥を繰り返して表皮がかなりダメージを受け薄くなっていたので、セラミドのヘルプは大きかったはず。
上記に記載したように、
化粧水にアスコルビン酸やMSMも皮膚を丈夫にするにはひと役かってくれたっぽい(これらは、同時に発症していた関節痛にもよい)
他に試している様々な相乗効果もあるだろうけど、
セラミドが皮膚に行う威力にはかなりの手ごたえを感じた。
ひどい炎症の時には、「これじゃ跡が残るかな…」、「色素沈着起こすかな…」
とかなり不安だったけど、、、大丈夫だった。
短期間で落ち着いてくれたのはセラミド先生の凄腕だと思うのです。
そういうわけで、
美容としてもセラミド先生は肌にとってかなり頼もしいのではないか、
と思うし、個人的にhighly recommendです。
他にも、
サプリ、ハーブティ、薬効茶も大きく貢献してくれたはず、これらはまた別記します。
あとはクレイ!
後半、炎症対策と跡が残らないことへ貢献度高かったように思います!!!
【お茶の間自然療法シリーズ毎回の注意事項つぶやき】
勿論、病院や西洋薬の否定はせず、状況に合わせて柔軟に取り組んでいきたい。
それでもいつも、なんとかまずは自然な方法でいけないだろうか、と考える。
私がいつも研究、調査し、自分自身で試す『お茶の間自然療法』
全ては「自己責任」でというのは大前提の大原則!
体質は人それぞれだから合う合わないも様々なので、誰かに良くても他の方々に推奨できるものばかりではなく、さらに同じ人でも状態はいつも変わる。過去に合った方法がいつまでも良く作用するとは限らないし、環境、季節、経験、加齢、ストレス、人生での大きな変化、心の状態などで、自分の心身は常に変化する。その事を忘れず、都度観察し、柔軟にいきたい。このブログで自分の今後の参考として『お茶の間自然療法』覚え書メモ。
もしも誰かの参考になればうれしいけれど、私は責任がとれないし、専門資格もない独自研究なので、皆さまも自己責任で…
私の愛用サプリなどはほとんどiHerbで購入。iHerbは私のかかりつけ薬局みたいな頼もしい存在。iHerbがなかったら私はここまで自然療法を自分でできなかったと思う、ホントに…感謝☆