2018年7月、タイランド18日間の旅メモ、その1。
先に3~4月のインドとマレーシアのことも書こうと思いつつ先にタイ…!
最近はAir Asiaの利用が多い
東南アジア(特によく使う空港はクアラルンプールやバンコク)への渡航はAir Asiaを利用する。ポイントがたまり、タイやマレーシアの国内便なら意外と早く無料交換できるんだなという印象。
(旧正月などマレーシアやその近隣の航空券代が高くなる時期は、エアアジアなどのLCCよりもデルタ航空でシンガポールへ飛んだ方が安くて快適ということもある)
帰国日について、私は大体出発のタイミングでは決定していないので、復路はプレミアムフレックスを購入!
Air Asiaのプレミアムフレックスの追加料金は、時期と行き先等によって価格は統一されておらず、かなり変動するけれど、1万円以上の追加料金になっても復路にはほとんどプレミアムフレックスを追加することにしている。その価値は本当にいつも「プレミアムフレックスにしていてよかった!」と思うことしばしば。
今回のバンコクからの帰国便でも、長蛇の列のカウンターをすいすい抜けて「プレミアムフレックスです」と伝えると1番乗りでチェックイン、荷物も優先で素早く出てくるし、KLIA2空港だったらAir Asiaのレッドラウンジ使用が3時間無料(私はここで一息ついてから搭乗するのがKLIA2での気に入りの定番になってきている)、荷物も20キロまで預かってもらえるし、他にも特典はいろいろ。詳しくは→プレミアムフレックスページへ
何より帰国を事前に決めづらい私には変更が2回まで無料で行えることは大きな特典。(出発2時間前までに、変更は日付のみ2回変更可)
ちなみにプレミアムフレックスの場合は、事前のwebやモバイルチェックインは意味があんまりない。優先チェックインだから窓口でやらないと優先待遇されないはず?!
Air AsiaはLCCの中では大きな会社であり、私の経験的に大幅な遅延はあんまりない印象だけど、やっぱりLCCはLCC、カスタマーサービスなどの迅速な対応は期待しないほうがよい…
故郷の島へ里帰り
私は14年前に1年位住み着いたタイの小さな島がある。その後も最初は年に2回の時もあり、とにかく毎年、4円前からは2年に1回くらいで帰郷している。昔からの友人知人元彼などもいたりして、多国籍、海はきれいで波は穏やか、一目ぼれのようにその島に恋をした。はじめての来島のきっかけは、ダイビングで滞在していた幼馴染を訪ねたこと。彼女と一緒に島を出るはずだったけど、私はその島に残った。当時は「桃源郷ってここのことかなってちょっと思った」とついスチャダラの歌詞をつぶやき、本当にその歌詞そのままのように感じていた。
しかし現在は、下品なほど島のリゾート化が急速に進み、自然を破壊しどんどんホテルや建物を建てる。初めて訪れた時にあった豊かな自然はおおかた失われていき、治安も悪くなったり酔っ払いも増え、ビーチのごみが増え、海の透明度も落ちてきているように思う。来る度にそのことは残念に思ってきたけれど、今回2年ぶりに訪れて、「あぁ卒業のようなタイミングなのかな…」と思った。島が変化したことは目に見えてわかることだけど、島の変化だけではない、私自身がとても変化していることも実感した。ずっとずっと愛する島であることは変わらないけれど。
島の友人知人との再会はいつも嬉しく、行きつけのカフェのスタッフのみんな、父のように世話をしてくれる友人もいつも歓迎してくれてありがたい。
滞在は、前回仲良くなったオーナーの宿、お庭がとてもクリエイティブ★
この宿で、2つのタイプの部屋に滞在したけど、それぞれ部屋に蟻は出るし、留守中冷蔵庫は使えないし、寝具のにおいが少し気になったけれど…ミャンマー人の従業員たちは働き者でフレンドリーだし、立地は便利。近所のBARで大きなイベントがなければ夜もわりと静かに眠ることができる。
そして歩いて行ける範囲でのお気に入りのビーチが3つほどある。あいにく滞在中の天気がよくなくて、そのうちの1つは片道1時間山を登り降りしなくてはならないので今回は断念したけれど、他の2つのビーチには泳げる日には通った。
島での過ごし方については、夕日の時間を中心にスケジュールをたてる。
海と夕日が中心でまわる島の生活だったけど、今回は雨が多く部屋や行きつけのカフェでゆっくりすることもできた。
私は常々、リラックスがあまりうまくできないタイプで自律神経も大体交感神経が優位になってバランスを崩しがち。でもこの島ではなぜかリラックスしやすい。
あまりにも雨が多くて、ふと、珍しくバンコク滞在を長めにしてみよう!と思ったらちょっとテンションが上がってきたので、予定を変更して島を出ることにした。
そう決めた翌日に、早速島を出ようと思ったら、島での私の行きつけのレストランも翌日から5日ほど休業するという。なんというベストタイミング、もしここで食事ができないなら、ここで私はどこで何を食べればいいのか?持参した味噌汁ともち米を購入し野菜と共に食べるのか?(そういう日もあった)このレストランが数日休むならその理由だけで島を出るべきかも!というほど、安心してMSGのないVegan食を食べられるお店。
島でのご飯
大好きなVeganソムタムとタイ玄米(インスタから貼付け→)
あと、気に入って家でもアレンジして作っているキャロットサラダ→
サラダの欄から頼んだけどしっかりパッタイみたいな炒めものだったもの→
このレストランのフランス人のオーナーは10年以上前から顔を知っているけど、話したのはなぜか今回が初めて。15年近く通っている島でもそういうことはまだある。顔見知りだけどやっと話す、ということが。そこで共通の知人が判明したり、どうしているかな?と思っていた人の状況を知れたり、そういうのも面白い。
そういうわけで、旅の大半を過ごそうと思っていた島を出ることになって一抹の寂しさもありつつ、新しいアイデアにちょっぴりワクワクもしてきたので、やったことないこと、行った事ないところに立ち寄ろうかなと思い、長年通りすぎるのみだったホアヒンに立ち寄ってみることにした。
ホアヒンへ移動
島の友人たちが言うには、ホアヒンは王室の別荘があるから治安もいいし、マリンスポーツなども制限があって静かでシーフードが美味しいよ、ということであった。私はシーフードはとりあえず今回は食べないし、(腸がよくなるまでは菜食メイン)徒歩圏でまわるとなると、ナイトマーケットとマッサージと散歩か。ただ、ナイトマーケットではひとつも関心を抱くものはなかった、いや、果物だけ、翌日の朝ごはん用にチョムプゥを買った(タイ語以外で何というのか?梨みたいにみずみずしい好物、写真撮り忘れ…)
一応ビーチリゾートということだけど、天気や海の様子で泳ぐつもりはなく、バンコクまで一気に北上するのも疲れるので途中下車をして、鉄道でバンコクに行ってみたいと思った。なので1泊のみ、20時間くらいの滞在。
ホアヒンは……バイクや車の足がなく、一人だったらそんなに面白みは見いだせないかもしれないと私は思った。何か集中して勉強や執筆をしたり、ただじっとしていたいなら朝方のビーチの散歩、手ごろな値段の宿もいろいろあって良さそうだけど。
島からホアヒンへの移動中、横殴りの大雨、嵐にあってずぶ濡れになり…宿についてシャワーを浴びようとするもホットシャワーのはずがなかなかあったかくならず…掃除はしっかりしていて清潔だけど古いのでトイレを流すと部品が歪んでなかなか水がうまくたまらないなどのプチトラブル…1泊だからまぁ耐えられた……
翌朝は早起きして7時頃にビーチを散歩する。遠くに雨雲が見えて、いつ振り出すかちょっと心配しながら長ーいビーチをてくてく。
ビーチから道路へ抜ける道。なんだか葉山あたりを思い出す→
確かに王室の別荘もあって海も山もあって、それなりに観光地、ちょっと立ち位置は葉山に似ているかも?!
そしてスタバでデカフェ。私は世界どこでもある、海外や地方のスタバで朝の時間を過ごすのが大好きだ。東京ではまず人が多くて座席がないこともあり、座れたとしても距離が近く狭く落ち着かない。でも海外だとゆったりくつろいで非日常のテンションで日記や絵を描いたり、アイデアがポンポン浮かんだり、大好きな時間。東京では1人でなかなか利用しないスタバだけど、ゆっくりできる海外や地方ではよく利用する。店員さんたちも世界中スマイルで優しい、そしてデカフェがあるところも安心。
チェックアウトしてから電車の時間まで散歩していたら市場発見。果物を買ったりお店をじっくりチェックしたり。市場の活気は好き。なんだか那覇の公設市場を思い出して沖縄が恋しくなった。
ホアヒンでのご飯@Vegan Cafe Hua Hin
市場を散策したあとはVegan Cafeへ。2日連続。電車に乗る前のランチにPenang Curryとタイ黒玄米。ずっとあたたかいまま食べられる蝋燭付きのサーブ。食べきれなかった黒玄米は持ち帰りにしてくれたので移動中の電車で頂いた。タイ玄米、特に黒米は大好き。
お店はかわいらしくて清潔。私はお酒は飲まなくなったけど、ここはワインも豊富らしい。
ちなみに前日ディナーはソムタムでした(インスタから)→
鉄道でバンコクへ
そして楽しみだった鉄道で、バンコクへ移動。
私は↓の写真の16:01発の特急を購入。もし破格の普通列車3等だったらお尻が痛くなりそう…腰痛、坐骨神経痛には気を付けなくてはならない。
切符代にクッキーもついてた(あげちゃったけど)。遅延もなく、予定通り4時間程でバンコク、ホアランポン駅に到着。
ちなみに移動中にずっと聴いてた曲【Good Thing / Lenno】
去年から飽きずにずっと聴き続け、3月~4月のインド&マレーシアでも聴き、タイでも、そして帰国して現在もまだまだヘビロテ♪(弟に聴かせたら即買いしてたな)
2018年7月、タイランドへの18日間の旅②【バンコク編】に続く。