地球散歩

日記替わりの暮らしの備忘録【すべては機会】自然、太陽、海、森、渓谷、旅、音楽、ダンス、創作、自然療法♡

マレーシア~帰国までのコロナウイルス影響のメモ(2020年3月)

言わずもがな、周知のとおり前代未聞のプロセスで世界は移行中。

まるで映画や漫画の世界。

私は2月にフィリピン、3月後半までマレーシアに滞在していた。帰国がこれまでになく大変だった。学ぶことや感謝も多く、書き換えられていく意識と思考。メモせずにいられない。

マレーシアでは私は地方にいて友達もそばにおり、移動もせずにいた。
滞在途中からロックダウンが始まり、予行練習ではないけど、いろいろ感じたこともあった。東京も短くてもロックダウンをする必要があると思うな。

 

  

1回目:マレーシア航空からの日本までの帰国便フライトキャンセル

 

今の状況では何があってもおかしくないと誰もが日に日に感じていることだと思う。
そしてフライトがキャンセルされることも珍しくない。

私も予約したその日、数時間後にマレーシア航空からキャンセルされましたとメールを受け取る。
さらに混乱したのは…キャンセルされているはずのフライトに関して翌日に「アップグレードしますか?」などとすっとんきょうなメールが届き、「システムが自動で送ってきているのだな」と思いつつ、ちょっぴり心配でカスタマーに電話するもモチロン電話は通じず…航空会社は対応に追われてさぞかし大変だと思う。。 

2回目:エアアジアからのマレーシア国内便キャンセル

マレーシア航空をキャンセルされて、コネクト便での帰国がもう無理だと悟り、
避けたかったけど別々の航空会社で乗り継いで帰るしかない。
おや、そういえば、エアアジアのポイントと、スターアライアンスのマイルが少しあったよね。
それで、AirAsiaのポイントでクアラルンプールまでの国内便、スターアライアンスのマイルを少し買い足してANA便でKLから東京までのフライトを予約。

キャンセルされたフライトよりも安くあがったので、豪華な方の空港ホテルsama sama Hotel KLIA に泊まることにした。 

が、このエアアジアのフライトも前日にメールによってキャンセルを言い渡されることとなる。

3回目:空港までのマレーシア国内長距離バスから予約後たった1時間後のキャンセル

 こうなるともうロシアンルーレット状態。フライトがゼロになることはないけどキャンセルの確率はどれを選んでも高い。
感染リスクを考えると長距離バスはあまり推奨できるものではないし、現地の友達もフライトを勧めている。確かに5時間以上バスに乗るのはこの状況では長い。どうしていいものか、とまずは外国人の移動は認められているといえども常に変化する状況でもあり、警察署へ行ってこの状況ではどうクアラルンプール空港まで移動するのがいいのか相談に行った。ポリスの女性は親切だった。長距離バスで空港まで行くのがいい、と言う。「そうか、そうか」と素直にすぐさまバスを予約。
しかしその1時間後に電話がかかってきて「明日からすべての長距離バスは停止されますのでキャンセルになりました。」と言う。この展開、たった1時間か。否、1時間の間での変化はもう短くはない状況なのだ。

不本意ながらも、いつのまにかのっかったサバイバルゲームを勝ち抜く、と自分を鼓舞して次なる策を考える。なんとかして楽しみを見出す、感謝を見出して、前に進むしかない時。 

最終的な帰国までの道のり

ここまで3回のキャンセルを受けて、次の対策を考えねばならぬ。
この時点でクアラルンプールから成田へのフライトはまだ生きている。とにかくクアラルンプール空港へ行くこと→最大のミッション。

陸、空とももう予想できない事態。何があってもいいように朝一番のフライトを予約することにして、マレーシア航空ファミリーのLCCファイヤーフライの6:50発を予約。
もしもこれがキャンセルになってもまだ同じ日の午後に他社フライトがある。
もしも、もしも、この日にクアラルンプールに行けなかったら、翌日朝一番のフライト→クアラルンプールからエアアジアで関西へ飛ぶ、などあらゆる状況を想定したフライトスケジュールを可能な限り確認した。

無事、ファイヤーフライのフライトは予定通り飛んでくれた(THANK GOD!)
従業員をのぞいた乗客は9人。すべて外国人のはず。寡黙な我々はクアラルンプールまで飛んだ。 

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飛行機から見た朝日に感動

空港トランジット、新月をホテルでゆっくり過ごす

クアラルンプールで空港間をバスで1時間弱の移動。KLIA空港の駐車場に車が一台も停まっていない…そして人の少ない空港。
とにかくsama sama Hotelで今夜はゆっくり休養しよう。
ホテルへのアクセスは完璧、ゴルフカートのようなバギーで空港からの送迎があり、空港2Fのsama sama Hotel 方面の出口付近のインターホンボタンを押せば迎えに来てくれる。(歩いても5分ちょっと)

この日は新月、しかも私の太陽星座(金星も)。
これは意味深いと捉えることができる。
ホテルでゆっくりじっくり自分を見つめて新月のリストを書く。new startにぴったりではないか。
この恐ろしいコロナウイルスで世界は混沌としているけれど、飲み込まれすぎてはいけない。

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お茶をいれて窓の外の緑を眺めた

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広々、窓からの緑に癒やされる

広々していてベッドや枕もぐっすり眠れた。けれど壁が薄くて隣の声もTVの音も丸聞こえ…建物の古さ、老朽化も否めず排水は流れず掃除もちょっと行き届いていなかったけど、とにかく泊まらせてもらえること、無事に帰国への道にあることへの感謝が溢れ、普段の私の神経質さは鳴りをひそめた…
プラス、前日寝ずに移動した睡眠不足と疲労によってすぐに眠りにおちることができた。ここで休めたことはストレス緊張でこわばった心身のためにも良き休養となった。

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2ヶ月ぶりのバスタブ入浴に感動と感謝

結果的にすべてのキャンセルがありがたかった

現在、どこでも誰にでもこんなことは初めてで、世界は日に日に急激に変化している。昨日、いや数分前と今では大きな状況変化が続いている。
振り返れば、最初に予約したマレーシア航空のフライトは27日発の28日到着便だった。しかし、ちょうど28日から帰国の規制が変わり、もしこれに乗っていたら成田空港から公共交通機関を利用して帰宅することはできなかった。
空港も検疫条件が厳しくなりほとんどの帰国者が行列を作る「蜜」となって感染リスクは高くなっていたはず。
(特にアメリカのパンデミックはすごいものがあるのに規制が遅かったり、日本はいつも優先順位や決断、対策が経済第一、損得勘定ありきで行われるので、きちんとした対応ができているとは私は思っていない。)

そして次のエアアジアのキャンセルも渋滞をまぬがれたらしい。
ロックダウン中のマレーシアではそこらじゅうに検問があり、移動は厳しく制限されているので、車は物流かほんの少しのタクシーのみ。
私は早朝に空港へ移動したタクシーで、ドライバーと「まるで映画みたいに車がないね!」と興奮して話していたけど、その数時間後には移動したくて検問に並ぶ車で渋滞ができていた、と現地の友達があとから教えてくれた「ラッキーだったね」と。

たくさんの御加護、神様、宇宙のお導き、そして今回は亡き父に珍しく「無事に運んでください」とお願いしてみていた。(父とは死に目どころか生きているうちに全然一緒に過ごすことはなかったけど、死んでから絆を深めているようだなぁ、そういうことも魂的にはあるか、愛になれば良し)
とにかく、行く先々親切にしてもらい(もともとマレーシア人は親切だと毎回感動する)何もかもに感謝が溢れ涙ぐみそうになる。

最近はLCCが多かったフライトも久々にキャリアの、世界的に評価の高いANAでクアラルンプールから成田へ。やはり快適だったな。ブランケット、枕、モニターがあること、飲み物がいつでももらえることはありがたい。そして深夜便ではなかったので窓からの景色と映画を観て過ごした。この時間がとても好き。
それとANASTAR WARSとのコラボ企画?!があるらしく離陸と着陸時にはSTAR WARSの音楽と照明で演出し、さらにはSTAR WARSの搭乗記念カードみたいなものも配っていた。こんな時だからいろいろ和み効果を感じる人もいたのではないだろうか。フライトアテンダントパイロットの方々もストレスと疲れで大変だろうな。世のエッセンシャルワーカーの方々に心から感謝。

 

全ては機会

この信念はゆらぎません。機会をどういかしていくか。成長、貢献、向上につなげていけるか。私の人生、共同体、地球、宇宙と視点と観点は広く持ちたい。

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大好きな機内からの眺めをまたみられる日を夢みて

日々、状況と心身の状態を記録していきたい

これからも状態と状況を記録していこうと思う。
デジタル、手書き、といろいろなところに書きつけていてまとめられないのがストレスだったけど(もうストレスにしない、書きつけまくってOK)

前代未聞、予測不可能に日々変化している。この帰国までの連続キャンセルの展開が、今までにない状況、疲労、恐怖、「世界は確実に変わっていて、もう元の常識はありえないのだ」と感じるに十分である。

物理的な対策、気をつけることにベストを尽くす、各自の責任というものを忘れない。

 

そして見えないことにも耳をすませたい。この機会がどう成長、貢献、向上につなげていけるか。私の人生、共同体、地球、宇宙と視点と観点は広く持ちたい。

それから、どんなことにも、いつでも言えることだけど
「今考えても仕方ないことを考えてストレスにしないことが大事」だと思う。
今やるべきこと、気をつけるべきことをしたらあとは心と体を健やかに保つ選択、Choose to be happyをしていく。

そしてレイキを大活用する。

日に日にシリアス度が高くなっていると感じ、私も帰国までは一日一回食料調達を除いてホテルで過ごすようにしていたし、これは帰国してからの今も同じ。世界のどこにいてもStay home、ということは辛抱と希望を持って今唯一できること。その中でどれだけ楽しむか、創造的でありたい。

コロナ感染による現状がシリアスだと実感した、とある日の私の日記

(英語でつけてる方)

4/1

Now, the world is undergoing drastic changes. No one can return to life before the coronavirus. I think new concepts and common sense will be born about life. I don't think anyone can imagine it at this time. Do our best together to become each of us to new ourselves

3/22

People who seek the cause of their happiness or unhappiness outside will become hard. It is a way of life that you create yourself. need to start it right now.
This is the kind of a useful situation that may be able to create new great ideas cause by this situation.

We cannot CONCIOUSLY choose what events to experience. But, no matter what happens, you can use it how to make yourself happy, or growing up for. you have options from the experiences.
Everything is meant to be and it all depends on your viewpoint and how you look at.

Even if you are in the same place, you can still adventure. No matter where you are, whatever you do, there is new discovery, growth, and joy.

余談

帰国して金曜ロードショーで大好きな「魔女の宅急便」をみた。
ジブリの中でmy TOP3に入るこの映画、大好き。帰ってすぐにこれを自宅で観られる喜びでようやく無事に帰ってこれた、と実感した。
この映画をこれまで何度も何度も何度も観てきたけど、こんなに癒やされたのははじめて…ありがたし。

 

これから皆がそれぞれ在宅時間を長く過ごすことになる。それぞれが在宅中にも創造的に健やかに過ごす術を身に着けて共有し、この機会ならではの収穫を楽しめれば、とも思う。必ず新しい発見や創造があるはず。
想像を創造にする機会に☆I'll do it.