今年に入って、映画館と同じくらい、美術館、博物館へ行くことが増えた。
絵を描きだしてさらにヒートアップ、加えてぐるっとパスの購入により来訪加速。
ぐるっとパスは、東京都の対象施設が入館無料、もしくは割引になるというお得なもの。
私は普段から東京メトロ一日乗車券を利用することが多いので、(24時間制になって益々お得に便利☆)ぐるっとパスと東京メトロ一日乗車券2枚とのセット(総額で500円お得)を購入。
ちょっと今年のこれまでの美術館訪問をダダダっと振り返ろう。
(今回は、ぐるっとパス購入以前のもの)
まずは、定期的に訪れる、アド・ミュージアム東京。(無料)
企画展ごとに訪れるので、すでに数回訪れている。お気に入りミュージアム。
無料という良心的なミュージアムながら、常設展も見応えあり☆更に企画展も毎回面白い。毎年のONE SHOW展も楽しみ。
順を追って1月から。
「解体新書」展@東洋文庫ミュージアム。
当時、すさまじい努力と根性で仕上げたであろう解体新書の裏話、結構衝撃な参考資料などもあり見応えありだった。
そして、江戸東京博物館で「ダ・ヴィンチ展」。ダ・ヴィンチは誕生日が同じということでことさら親近感を持つ。展覧会自体は面白かったけど、うっかり土日に行ってしまい、満員電車に近い混雑部もあり、集中いまひとつ。
2月、印刷博物館@文京区。ここは企画展も面白かったけど、地下の常設展が広くて圧巻。
3月、トーキョーワンダーサイト本郷へ。
来館時企画展のバロン吉元さんの作品、おもしろかったな。実娘さんのエミリーさん企画だそう。ご本人の公開制作もちらりと拝見したけど、作品からのイメージにピッタリな奇才風な方だった☆
そして少し時間が飛んで7月。
おなじみアド・ミュージアム東京での企画展「世界を幸せにする広告」
この企画展もとてもよかった。ONE SHOW2015展で観覧したものも含まれていたけど、広告って特定の企業の利益を上げるだけじゃなくって、大事なこと、知るべきこと良い経路で伝わる手段の1つなんだ。すごく大きなインパクトで活動が育って愛が目に見える形になったり、つながりが広がったり。世界を救う広告、世界を幸せにする広告の偉業を垣間見た。
7月は他に、六本木ミッドタウンのデザインHUBでグラフィック展を観たり、
これまたよく行く川崎市民ミュージアムへ行ったり。
そして、私が今や毎日絵を描くようになった、その実際に筆をとる(実際は色鉛筆なんですけども)きっかけと言える、安曇野ちひろ美術館!!
ロケーションも大いに盛り上げることとなって、私の中の何かがはじけた日。
その勢いのまま、翌週には生家兼アトリエであったちひろ美術館・東京へも足を運んだ。
このあたりから、私の毎日に色鉛筆が手放せなくなり、美術館やギャラリーへも頻繁に足を運ぶこととなっていく。
美術館や展覧会って、視覚的に作品が素晴らしいという感動もあるけれど、不可視ながらもなんとなく、作者さんの情熱や愛情や想いが、なんだか嗅ぎとれるようなじわっと体感できるような…っていうのも実際に足を運ぶ良さなのかな、と思います。
このあと「ぐるっとパス」の購入も手伝って勢いを増す美術館巡り、その2へつづく。。